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ネイチャー・パブリッシンググループとEMBO、出版提携を発表
欧州分子生物学機構(EMBO)とネイチャー・パブリッシンググループ(NPG)は、ここに出版提携を発表します。
この出版提携により、NPGは、2004年1月からThe EMBO Journalとその姉妹誌であるEMBO
reportsを出版します。EMBO reportsについては、既にNPGが2003年1月から出版しています。
The EMBO Journalは、世界の分子生物学論文誌の上位10誌にランクされています。本誌は、年24回発行で、分子生物学と細胞生物学に関する未発表の研究を対象とし、1年間に世界の一流の研究者の手による700件を超える論文を掲載します。
EMBOはヨーロッパでの生命科学の振興を目的として1964年に設立され、研究者が世界で最高レベルの分子生物学教育を受け、最高の分子生物学ツールを使えるように尽力しています。このような使命を果たすため、EMBOは、研修コースやワークショップを企画、開催し、ヨーロッパの若手の研究者を対象としたフェローシップ制度を実施し、EMBO出版物を通して研究者のサポートをしています。またEMBOでは、研究者とそれ以外の人々との開かれたコミュニケーションも進めています。
さらにEMBOは、国境を越えた強固な協力関係によって生物学研究を行う手法を展開し、この分野に関わる研究者の研修に役立つ諸施策を打ち出し、すべての活動に対する科学的基準の重視を目指しています。
NPGは、Natureを始め10種類を超える月刊のリサーチ誌とレビュー誌を保有し、品質とインパクトの点で世界有数の科学出版企業です。これらの論文誌の出版に加え、NPGは、ヨーロッパや北米のいくつかの主要な学会のために、その論文誌の出版も行っています。
EMBOとの提携には、数社のSTM(科学、技術、医学系)出版社が名乗りをあげていましたが、この重要な提携相手としてNPGが選ばれたのは、特にインターネット上でのダイナミックな事業展開、NatureやNatureブランドの論文誌との相乗効果、プロにふさわしい出版管理や事業管理、そしてグローバルなマーケティングの面でNPGがEMBOの論文誌を発展させる上での諸目標を最も効果的に達成できると認められたからです。
フランク・ギャノン博士(EMBO専務理事)の話:
「2003年にEMBO reportsの出版業務がNPGに移管されて以来、NPGとの提携関係はとてもポジティブなものでした。私たちの視野は大きく広がり、論文誌の各セクションに対する投稿論文が数的にも質的にも向上し、インターネット上でのEMBOの存在感は強化されました。このような成果が得られた一方で、私たちの独立性、研究者との密接な関わりや研究者に対する私たちのコミットメントは全くゆるがなかったのです。The
EMBO Journalは、論文の高い品質と変わることのない強烈なインパクトが十分に認められていますが、この論文誌についての提携でも同じ成果が得られると確信しています。2誌での提携となり、今後さらなる成功を期待しています。」
アネット・トーマス(NPG代表取締役)の話:
「NPGは、EMBOとその出版物での提携関係を拡大できたことをうれしく思っています。ヨーロッパで卓越した生命科学の研究機関であるEMBOとの提携関係によって、当社は、質の高い情報を全世界の研究者に提供するという使命を果たすことができます。今後、EMBOとの強固な提携関係を構築し、The
EMBO JournalとEMBO reportsの掲げる目標達成のお役に立てることを期待しています。」
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