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マンチェスター大学について

Manchester United の本拠地として有名なマンチェスターは、英国北西地域にあり、大マンチェスター、マージーサイド、チェシャー、ランカシャー及びカンブリアの各郡が北西地域に属しブリテン島の心臓部のような場所に位置しています。マンチェスターは産業革命により世界で最初の工業都市となり産業界を支える為に教育の必要性が高まり、1824年に Manchester Mechanics’ Institute として始まったUMIST(University of Manchester Institute of Science and Technology)と1851年に非宗教系の教育機関としてのOwens College として創設された Victoria University of Manchester が2004年に統合してマンチェスター大学になりました。マンチェスター大学は4学部、工学と物理科学学部人文学部ライフサイエンス学部及び医学と人間科学学部、24講座、10研究所から構成され、学部学生26,460名、大学院学生9,190名、内留学生162ケ国7,000名の計35,650名、大学職員11,330名でその内訳は教育スタッフ3,500名及び研究スタッフ1,720名を含み英国最大の大学です。以下に理工医薬の各学部の講座構成を紹介します。

工学と物理科学学部は化学工学と分析科学、化学、コンピューターサイエンス、地球及び大気と環境科学、電気電子工学、材料、数学、機械と航空及び土木工学及び物理と天文の9講座があります。

ライフサイエンス学部は単一学部で産業界と強い連携を保っています。

医学と人間科学学部は歯科学、医学、看護学、薬学及び生理学の5講座があります。

研究開発の分野では、各学部各講座の研究とは別に総合的な見地からの研究開発を行う次のような研究所があります。ダルトン核研究所、健康研究所、脳神経研究所、量子研究所、マンチェスター総合バイオセンター、航空研究所(UMARI)、ウォルフソン分子画像センター、ブルック世界貧困研究所、癌研究所及びパターソン癌研究所です。

180年以上もの長い歴史を持つマンチェスター大学は、卒業生や教職員の中から数多くの著名な研究者を輩出しており、ノーベル賞受賞者は各分野から出ています。例えば、現在の原子核科学時代の先鞭をつけたErnest Rutherfordを先頭に化学領域では9名、物理学領域でもNiels Bohrをはじめとして9名、生理学賞で1名及び経済学賞で3名、計22名のノーベル賞受賞者を出しています。

主な研究所と研究施設

マンチェスター大学には教育機関である学部以外に研究を目的とした研究所及び研究施設が多くありますが、その中から主にライフサイエンスに関連した施設を紹介します。

Dalton Nuclear Institute

マンチェスターは200年前に John Dalton により原子論が唱えられ、1907年に Ernest Rutherford が物理学の教授に任命されα粒子の研究を続け、彼の助手の Hans Geiger がα粒子を測定する計数計を発明したことによりα粒子がヘリウムイオンである事を発見しました。こうした歴史のあるマンチェスター地域に原子力の息吹が開いたのは1946年で、1956年には世界最初の民間原子炉がカンブリアのCalder Hall で開設され、1991年にはリバプール大学と共同で原子炉を開設し、2005年に、大学の核科学の専門家を結集してDalton Nuclear Instituteが開設されました。現在 Richard Clegg 教授が所長として、主に核燃料についての材料特性、放射化学、放射線科学、溶融、モデリングと予測、核物理学、反応炉技術、地中廃棄処理、医学及び放射線生物学、原子炉退役工学および社会と持続性について研究をしており、産業界との共同研究などを行っています。

Institute of Health Sciences ( IHS )

IHSは健康に関する研究を通じて健康と健康管理法を改善する目的の為に2000年に設立された。IHSは大学と周辺地域の機関との連携をとり研究と研究成果の普及を行っており500名以上の研究者の協力を得ています。研究ネットワークは、癌予防、小児保健、糖尿病と肥満、高齢者転倒予防、筋骨格、緩和ケア、患者安全、心理治療、精神プライマリーケア及び系統学的レビューネットワークに及んでいます。IHSはこれらのネットワークを通じて新規治療法や医療情報についてのワークショップの開催や大学院での研修などを行っています。

Neuroscience Research Institute ( NRI )

NRIの目的は科学、工学および医学などの異なった背景を持つ研究者が横断的に集まって神経科学の研究を行うことで、すでに学部間の壁を越えて行われていますがNRIは更に共同研究を促進させています。研究分野は、認知症、老人学、卒中、損傷修復、リハビリ等を含む、神経崩壊と神経可塑性、内臓痛、体性通、気分の神経生物学等を含む、痛み、ストレス及び気分障害、認知神経科学、意思疎通障害及び精神病等を含む、認知、言語及び精神病、コンピューター神経科学、発達精神病理学、及び脳周辺と痛みなどです。

Photon Science Institute

Photon Science Instituteは2005年に創設され、どのように光が事柄と作用しているか、また材料や環境科学、ライフサイエンスや医学分野での応用における物理科学の原理から光子が科学的にどのような役割を持っているかを研究しており、光子を利用する産業界とも共同研究などをしています。研究分野は、いろいろな事柄(原子、分子、複合分子システムなど)と光子の相互作用、ナノ構造(量子ドット、ナノマシン、表面構造など)の生産と特長化、電子顕微鏡下での相互作用、光学画像を基にした各種画像科学および機器開発と技術開発などです。

Manchester Interdisciplinary Biocentre ( MIB )

MIBは大学の研究体制としてはまったく新しい形で、バイオサイエンスの分野で総合的な研究を行える組織で、1998年からプロジェクトが始まり2006年に建物が完成しました。MIBは大学の全ての学部とパートナーシップを結び、海外の研究機関とも連携をとり研究を進めています。研究テーマとしては生体機能と生体触媒、分子バイオ工学、系統学的生物学などがあります。

Wolfson Molecular Imaging Centre ( WMIC )

WMICは陽電子発光トモグラフィー(PET)分子画像を用いて基礎および臨床学的に癌や脳疾患の研究を行っています。また、WMICはマンチェスターにある欧州最大の癌病院の中にありPET画像技術を必要とする治療に役立てており、数多くの非治験者の協力を得て疾患や健康時のターゲット生体内発現の測定方法の開発なども試みています。

大学や各研究所の研究を支援する為に数多くの研究施設がマンチェスター大学の中にあり、以下に一覧を挙げておきます。

The University of Manchester
Oxford Road
Manchester
M13 9PL
Tel : 44-161-306-6000 
URL : http://manchester.ac.uk/

内容に関する詳しいお問い合わせは…
英国ノース・オブ・イングランド開発公社
http://www.noejapan.com
〒105-0021 東京都港区東新橋2-18-3 ルネパルティーレ汐留5F
Tel : 03-5472-3060 
Fax : 03-5472-3035 
Email : info@noejapan.com

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